今回は「高校受験と大学受験の違い」について解説していきたいと思います!

 

―目次―

1.受験科目(範囲)の違い

2.入試方法の違い

3.入試日程の違い

4.ライバルの違い

5.進路決定の影響度の違い

 

1.受験科目(範囲)の違い

 高校受験では、主に日本語、数学、英語などの一般的な科目に関する試験が行われます。選択科目もある場合があります。一方で、 大学受験では、大学や学部によって異なる受験科目が設定されます。一般的な科目の他に、志望大学や学部の要件に合わせた独自の入学試験を受けることが一般的です。例えば、世界史か日本史、地理から学ぶ科目を選ぶなど人によって異なってきます。

また、科目ごとに問われる範囲の量にも違いがあります。英単語だけでも、高校受験は約2500語に対して、大学受験では志望する大学にもよりますが、約4000~6000語の単語の知識が必要とされています。

 

2.入試方法の違い

 高校受験の試験は、受験校によって異なりますが、一般的には筆記試験の他に、中学校の成績や面接試験などが含まれることがあります。 一方で、大学受験の試験には、大学入学共通テスト(センター試験)などの全国統一試験や、各大学が独自に実施している試験があります。また、面接試験やエッセイの提出が必要な場合もあります。

 

3.入試日程の違い

 高校受験と大学受験では、入試本番の時期の違いがあります。高校受験の場合では、私立高校と公立高校による違いもありますが、一般的に入試本番は、3月に実施されます。一方で、大学受験の場合では、大学入学共通テスト(センター試験)が1月中旬に実施されます。その後に各大学の学力試験が実施されます。つまり、大学受験は高校受験に比べ入試本番の時期が2か月ほど早くなります!そのため、早めの準備が必要になります。

 

4.ライバルの違い

 高校受験では、一部の進学校や名門校を除くと、通学範囲内にある高校への受験が主な選択肢となります。しかし、大学受験では、志望する大学や学部・学科に関わらず、全国規模での競争が発生します。優れた大学や人気のある学部・学科への合格は、全国各地からの志願者との競争に直面することになります。さらに、浪人生もライバルとなります。浪人生は、志望校合格に向けて、受験対策に専念する時間が長くなるため、レベルの高いライバルとも競争しなければなりません。そのため、高校受験に比べ、受験倍率が高くなります。

 

5.進路決定の影響度の違い

 高校受験は、進路に大きな影響を与えますが、一度受験した後でも中途での転校や進学先の変更が比較的容易です。一方で、大学受験は、進路決定において非常に重要な要素となります。合格した大学や学部に入学することで、将来のキャリアや専門性が大きく左右されます。そのため、自分は何に興味があるのか、何を学び、将来にどのように活かしていきたいのかを真剣に考え、選択する必要があります。

 

【まとめ】

 今回は、「高校受験と大学受験」の違いについてまとめました。

高校受験と大学受験はそれぞれ異なる特性や要素を持ち、生徒の進路選択やキャリア形成に大きな影響を与えます。なにより、高校受験も大学受験も早めの準備が大切です!周りよりも早くスタートを切ることで、ライバルに差をつけましょう!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!